担当教員からメッセージ
写真左から高橋助教、木村准教授、淡路教授、岡田助教
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淡路 智 教授 □
研究には個性が出ます。同じ実験結果を出したとしても、それをどう解釈し、どうポジティブに受け取り、
どう次に生かすかは人によってみんな異なっているからです。年をとって知識が増えると、知識に基づいた判断ができるようになります。
でも、ときにはその知識が邪魔をして本質が見えなくなることが多々あります。
その分、柔軟な発想ができて、知識に邪魔されない学生のうちは、新発見や新材料開発のチャンスです。
強磁場センターでは、非常に強い磁場を発生する磁石の開発から、強磁場を用いた様々な研究を行っています。
共同利用施設でもあるので、様々な最先端装置を使って、いろいろな研究ができます。「楽しい」先端研究をしましょう!
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木村 尚次郎 准教授 ■
私たちのまわりにある物質は皆、原子核とその周りをめぐる電子からなっていますが
磁場はその電子の小さな磁石としての性質 – 磁性 – に働きかけて極めて多彩な現象の発生を促します。
磁場によって磁気モーメントが整列するだけでなく、ときには電子状態そのものが改変されて結晶構造や
電気的、光学的性質の劇的な変化が生じるのです。強磁場センターで開発された強力なマグネットを用いて、
磁場が引き起こす新しく興味深い現象を見つけだし物質科学の面白さ奥深さを学んでいきましょう。
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高橋 弘紀 助教 ■
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岡田 達典 助教 ■
超伝導は「電子と電子がペアを組む」という微視的(ミクロ)な機構が、「電気抵抗の消失」や「完全反磁性」
といった巨視的(マクロ)な現象として現れる非常に”面白い”物理現象の1つです。
それだけでなく、磁気共鳴画像(MRI)など「強い磁場を作る」ことや、脳磁計など「微小な磁場を測る」ことにも
用いられている非常に”役立つ”現象でもあります。
強磁場センターで一緒に、新超伝導物質・材料の探索、強磁場発生技術の開発、
強磁場を用いた新奇物理現象の開拓に挑戦しませんか?